和田信子 「大江戸めぐり御府内八十八ヶ所」

大江戸めぐり 御府内八十八ヶ所

  • かねてから四国八十八ヶ所に関心があったところ、自宅近くの寺が御府内八十八ヶ所の一つということを発見。東京にもお遍路があったのかと驚いて、関連書籍として本書を購入。
  • 本書によれば、御府内八十八ヶ所とは、「四国札所の写しであり、ミニチュアの巡礼コース」とのこと。十返舎一九が「諸国道中金の草鞋」(1822年)で「宝暦の此下総の国、松戸宿の諦信親子発願して、東武に八十八ヶ所の霊場をうつすといへり」と言及しているそうです。
  • 読み物としてはつまらない、かどうか判断できないほどに関心を持続できない内容で、飛ばし読みもいいところ。少なくとも今の時点では、実際に巡ろうという気にはなりませんでした。