Gil Scott-Heron and Brian Jackson「It's Your World」

ITS YOUR WORLD

  • スタジオ新作4曲+ライヴ6曲(半分が新曲)のアナログでは2枚組という、いかにも調子に乗っていた時期の作品。1976年。
  • ポエトリー・リーディングの世界を想定していたので、意外にグルーヴ感のあるな音楽を展開していることに軽い驚き。
  • とはいえ、その意外さに慣れてしまうと、今ひとつ下半身が弱いというか、これぞというインパクトに欠け、繰り返し聴きたくなるような中毒性は感じません。
  • 「ザ・ボトル」はジョー・バターンのカヴァーの方が好み、というのもいささか微妙ですが、ジョー・バターンの中ではギル・スコット・ヘロンのカヴァーが一番好き、というのも奇妙な感じ。