Various Artists 「kickin 7: T.K. Miami Mellow Mix」

kickin 7: TK Miami Mellow Mix : Selected & Mixed by DJ Daisuke Kuroda

  • TKについては、7月に購入したコンピレーション「サウンド・オブ・TK・ディスコ:12インチ・チョイス・フォー・ブギー・ジェネレーション」が(山下達郎は激賞にも関わらず)あまりピンとこなかったところですが、ブームが来ているのか、こんなコンピがまたレコード・コレクターズで紹介。
  • 曰く「ある種の脱力感さえもプラスに転じてしまうマイアミ・マジックが仕込まれた、モダン系メロウの秀作群。フロアに音のストーリーを描くような全体の流れも見事で、オリジナル盤を使いベース音の輪郭に留意したという音像も快感度大だ(中略)1曲1曲は必ずしも大ネタでなくも、これは必殺の一枚。一聴で愛聴盤になってしまいました」(出田圭)。
  • ちょっと企画が緩いんじゃないかと思いつつ聴いてみたところ、意外に今の気分にフィット。
  • 愛聴していた大昔のコンピレーション「ザ・サウンド・オブ・アーバンTK」との重複は5曲。ティミー・トーマス「アイヴ・ガット・トゥー・シー・ユー・トゥナイト」、リトル・ビーヴァー「パーティー・ダウン」なんかも流れに合うような気がしましたが。
  • 重複の5曲以外で今回気に入ったのは、チョコレートクレイ「フリー(アイル・オールウェイズ・ビー)」とT−コネクションの2曲(「レッツ・ドゥー・イット・トゥデイ」と「ラヴ・シュプリーム」)あたり。
  • ミルトン・ライトはベティ・ライトの兄だったのか!と今更ながらに驚きましたが、更にはフィリップ・ライト(=リノ・フィリップス)、ジャネット・ライト(=ジャネット・ハロウェイ)まで存在していて、幼少時にはファミリー・グループ「エコーズ・オブ・ジョイ」で活動していたとは全く知りませんでした。
  • 以下はライナーからメモ(本盤には未収録)。
    • Funky Nassau 「Bahama Soul Stew」

    • Charles Johnson 「Never Had a Love So Good」

    • Jimmy "Bo" Horne 「I Can't Speak」

    • Jimmy "Bo" Horne 「Hey There Jim」