Prince Buster「Let' s Go To The Dance - Prince Buster Rocksteady Selection」

レッツ・ゴー・トゥ・ザ・ダンス-プリンス・バスター・ロックステディー・セレクション [Analog]

  • 緊急事態宣言以降、あまり音楽が聴けていませんでしたが、徐々に通常ペースに復帰。これも随分前に購入してあったもの。「プリンス・バスターのレーベルから67~68年に7インチでリリースされて以降、今日までほぼリイシューされることのなかった貴重な音源を20曲選りすぐったロックステディ・コンピレーション」というもの。
  • 冒頭のプリンス・バスター「レッツ・ゴー・トゥー・ザ・ダンス」が何しろ素晴らしく、テディー・キング「トゥー・ビー・ア・ラヴァー」、ホーテンス・エリス「サムバディ・ヘルプ・ミー」、バスター・オール・スターズ「マイアミ・ビーチ」(「サムバディ・ヘルプ・ミー」のリズム・トラックに深いエコー処理をしたもの)というラスト3曲の流れもとても良い。
  • 最高に染みるのがライチャス・フレイムズ「ヤング・ラヴ」。アルトン・エリスのバックバンドにいた人たち(ウィンストン・ジャレット/エドガー・ガードナー)を中心に結成されたトリオで、スタジオ・ワン録音の名曲の別テイクとのこと。泣ける。
  • 1966年夏の猛暑(熱波)の影響でスカがスローダウンして生まれたのがロックステディという説の真偽は分かりませんが、暑い季節によく似合います。