- 昨年の夏頃に購入したものの、どうにも乗り切れず苦戦しつつ読了。
- ウスタシャ(クロアチア(パヴェリッチ)/チェトニック(セルビア(ミハイロヴィッチ))/パルチザン(共産主義(チトー))/スロヴェニア(クリロとフィー)という点を忘れるとあっという間に混乱する。
- ドーンとくる読書体験を期待していたものの、1つ1つのエピソードが紋切り型で薄いからか、全体の構成に大きな山や谷がないからか、全体として深く響いてこない。
- 第2次世界大戦下のユーゴスラビアというチョイスが何と言っても凄いと感心していたものの、1970年の映画「抵抗の詩」の漫画家が発端と聞くと、その感心も半減。
- 浦沢直樹曰く「手塚治虫と大友克洋をつなぐミッシング・リンク」。戦車や風景の描写など画力は強力。
- 映画「アンダーグラウンド」がもう一度観たくなる。