- NHK-BSプレミアムで7月20日放送。フランソワ・トリュフォー監督。1959年。
- 「感化院上がりの不良少年で脱走兵だった28歳のフランソワ・トリュフォー」(山田宏一)が監督した自伝的作品。ずいぶんと救いのない陰鬱な話。
- ヌーヴェルヴァーグの代表的作品ではあるものの、いかにもヌーヴェルヴァーグといった横紙破りの自由さは現時点ではさほど感じられない。
- と思って油断してみていたところ、ラストの衝撃的な格好良さ。予備知識のない状態で観られて良かった。
- その他、鑑別所での精神科医の面談のシーンで手の動き等がリアルでしたが、トリュフォーの質問に台本無しで答える即興演出だったよう(撮影後に精神科医の声を吹き替え)。