ドン・ウィンズロウ「ザ・ボーダー(上)(下)」

ザ・ボーダー 上 (ハーパーBOOKS)  ザ・ボーダー 下 (ハーパーBOOKS)

  • 前作でアダン・バレーラが死んでしまったこともあり、序盤からうまく乗り切れずしばらく停滞。新幹線移動の機会に再開したところ囮捜査の開始あたりからグイグイと引き込まれて一気に読了。
  • ドナルド・トランプ憎しという作者の政治的スタンスが明瞭すぎて鼻白むところも。クライマックスの半沢直樹的な展開も微妙。
  • モルモン教徒の独特な下着(ガーメント)は初耳だった。
  • 3部作各上下巻で満喫はしたけれど、「犬の力」だけ読んでおけば十分という気もしないではない。