2019-03-19 「張り込みプラス」 映画 NHK-BSプレミアムで11月15日放送。ジョン・バダム順監督。1993年。 6年振りの続編もガチャガチャしているだけの凡作という印象。 ブライアン・オハラ役=デニス・ファリーナ=「ミッドナイト・ラン」のジミー・セラノ役。マフィアに見えてしょうがなかった。
2019-03-18 御厨貴/芹川洋一「平成の政治」 本 毎日新聞の書評で取り上げられていて即購入。 大田弘子パートと蒲島郁夫パートは今ひとつですが、ジェラルド・カーティスとの鼎談は裏話を含めて文句なしに面白い。 「民主党政権が滅びた時に、政権で重要な地位にいた人々は、鳩山さんを含めて一斉に僕らにオーラルをやってくれと言い出したわけです。僕はそれは早いと言いました」「多くの人があのとき回顧録を出して、それを読めばわかりますが、すべて弁明です。つまり『自分は正しかったが、党全体がその方向にいかなかった』という話ばかりだから、彼らのオーラルヒストリー、回顧録はいま何の役にも立たないんです。いまだに彼らは自らの失敗とまともに対話していません」というのは実にらしい話。 田中角栄と三宅正一の中選挙区ならではの裏話(「角栄とのことろへいけ。そうしたらやってくれる」「お前たちは三宅正一に投票しろ。そのかわり橋と道路は俺が作るから」)がとても良い。
2019-03-17 「張り込み」 映画 NHK-BSプレミアムで11月14日放送。ジョン・バダム順監督。1987年。 まったく存在も知らない作品でしたがウェルメイドな秀作。冒頭で魚まみれ、ラストで木材まみれというのもシアトルらしくて良い。
2019-03-11 「選択3月号」 本 メモ 米民主党が「トランプ弾劾」へ猛進-増え続ける疑惑に「前例なき包囲網」 南北統一へ向かうアイルランド-英連邦「崩壊の連鎖」は止まらず 「はしか大流行」の背後にロシア-「反ワクチン運動」煽るサイバー工作 自民党本部の「牢名主」元宿仁-金庫と裏情報を握る「永世事務局長」 「レガシー無し」の安倍長期政権-外交・内政「功績ゼロ」の侘しい宰相 政界スキャン(409)-落日の「暴走老人」麻生太郎 「杉田和博副長官」が官邸を去る日-安倍-強「ブレーキ喪失」の危惧 「金相場」上昇に注目すべき時-ドル信仰「再崩壊」に備える一手 トヨタ「総務部長ワイン会」の怪人脈-章男を支える「三河の忠臣」たち ファーウェイ「排除同盟」は成功しない-「トランプ追従」中国叩きの盲点 コレラ拡大「養豚業界」の深い闇-利益至上主義「安倍農政」の大罪 室内楽の若き新星「葵トリオ」-欧州が認める才能を日本は「冷遇」 日本のサンクチュアリ(534)朝鮮人軍属「遺骨収集」問題-破滅の日韓関係「第三の火種」
2019-03-09 「けんかえれじい」 映画 NHK-BSプレミアムで10月12日放送。鈴木清順監督。1966年。 訳が分からないなりに熱気とスピード感に溢れる怪作。ラストの「私、修道院に入ります」からの「杉田、東京に行くぞ!」という件など訳が分からないにも程があるのですが、障子紙を破って指が絡む印象的なカットもあり、これはこれでありと得心させる力業。 主題歌「けんかえれじい」(ひとつ喧嘩はガンのつけ~、ふたつ喧嘩は肝っ玉~)も可笑しい。
2019-03-03 「東京暮色」 映画 NHK-BSプレミアムで10月12日放送。小津安二郎監督。1957年。 暗さよりは筋立ての大味さに違和感。この後カラーで軽やかに「彼岸花」(1958年)という転回の仕方が格好良い。 高橋貞二が状況解説する件は、誰の物真似かも分かりませんでしたが(野球解説者・小西得郎とのこと)、ラージ・ポンポンという死語もファニーで可笑しい。
2019-02-28 NHK・欲望の資本主義・制作班「欲望の資本主義-ルールが変わる時」「欲望の資本主義2-闇の力が目覚める時」 本 年初に放映されたシリーズ最新作「欲望の資本主義2019-偽りの個人主義を越えて」が相変わらずとても示唆に富む内容で、興奮したついでに過去作関連の書籍を購入。 ところがこれがどういう訳か映像版ほど刺激がなく妙に退屈。大きい活字でスカスカした作りも好きになれない。