2021-05-03 「飢餓海峡」 映画 NHK-BSプレミアムで2月8日放送。内田吐夢監督。1965年。 重厚で前半は非常に引き込まれるものの、後半ずるずると安いサスペンスになっていて、尻すぼみ感は拭えない。 なんとなくの納得感だけで「よし、樽見逮捕!」とか、切った爪を動かぬ証拠のように突きつけるとか、時代とはいえ捜査に合理性がなくて怖い。 貧乏育ちの気の良い娼妓の雰囲気があって左幸子が印象的。
2021-05-02 スズキナオ「関西酒場のろのろ日記」 本 図書館活用。 心和む楽しい本ですが、酒類提供自粛要請下のゴールデンウィークに読んでもフラストレーションが貯まる。酒場どころかチェアリングも自粛対象。 ザ・ノンフィクションに出てきた居酒屋(1969)っぽい雰囲気だと思ったらやはり大阪駅前第3ビルだった。 琴ケ瀬茶屋がとても魅力的。京都在住時に知っていれば行ったのに。残念。
2021-05-01 「80日間世界一周」 映画 NHK-BSプレミアムで12月18日放送。マイケル・アンダーソン監督。1956年。 オープニングの解説パートに取って付けたような違和感はありますが、ストレートな娯楽大作でほのぼのと楽しい。パスパルトゥ役のカンティンフラスが可笑しい。 あの有名な音楽(「アラウンド・ザ・ワールド」)がこの映画のサウンドトラックだったとは知らなかった。 端役のピアニストがアップになったのはスティーヴ・マックイーンかと思いましたがフランク・シナトラ。他にもマレーネ・ディートリッヒやバスター・キートン等たくさん出演していてカメオ出演の原点らしい。 アウダ姫がシャーリー・マクレーンとは全然気が付かなかった。 エンドクレジットがメチャクチャにお洒落。例によってソウル・バスのお仕事。
2021-04-29 ユヴァル・ノア・ハラリ/ダヴィッド・ヴァンデルムーレン/ダニエル・カザナヴ「漫画サピエンス全史-人類の誕生編」 本 図書館活用。これもかなり前に予約していたもの。ユヴァル・ノア・ハラリの原作は未読ですが、なんとなく内容は大掴み。 「マンガでわかる!」という国内でよくある企画ですが、アニメ絵ではなくバンド・デシネというのが良い。 シリーズものになるようですが、次はもういいかなという感じ。
2021-04-28 TABIZINE「いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日」 本 図書館活用。かなり前に予約していたものがこのタイミングで到着。 あぁここ行ったなぁ、ここは行きたいなぁとぼんやり眺める分には楽しいですが、緊急事態宣言発令のタイミング読んでもフラストレーションが貯まるだけ。 大洗海岸の鳥居、草津温泉、鋸山、さざえ堂、ねぶた祭、立石寺等々。行きたいところはいっぱいある。
2021-04-26 「選択4月号」 本 メモ 米共和党「選挙制度改悪」の謀略-各地で進む有色人種「投票制限」 中国経済「虚構」の急回復-米中対立で誇大な「宣伝戦」 広告を裏読みする(28)ネット広告が直面する「二つの壁」 公明党に兆す連立政権「解消論」-創価学会「消えた政治部長」の余震 「早期解散」への衝動-菅も二階もその気になった 政治への「怒り」忘れた日本人-奇怪なる内閣支持率「上昇」の深層 SBI「新生銀行株」買い増しの真相-背後にマネックスの「智謀」 コロナ特効薬はいつできるのか-海外製薬二社に高まる「期待」 日本半導体産業は「再興」できる-「アナログ」と「材料」が鍵に をんな千一夜(49)辻トシ子-戦後政治史の証人の嘆息
2021-04-25 「ラ・ラ・ランド」 映画 NHK-BSプレミアムで1月2日放送。デミアン・チャゼル監督。2016年。 菊地成孔の酷評が刷り込まれているのか分かりませんが、音楽も脚本もまったくいただけない。モヤモヤする。