2006-03-29 リチャード・ブローティガン 「アメリカの鱒釣り」 本 恐ろしく地味に再評価が進むリチャード・ブローティガン。ついに文庫化された代表作。 在り方として、デ・ラ・ソウル「3フィート・ハイ・アンド・ライジング」に似ているな、という気がしました。 まだまだ重さやメッセージが重視された時代をポップなセンスで引っ繰り返したところ。 強烈なインパクトを持つデビュー作が、その後、作者本人のパブリック・イメージの足枷になった(なっている)ところ。等々。 ブローティガンは他に幾つか読んでみたいと思います。