藤子不二雄A 「まんが道(14)」

まんが道 (14) (中公文庫―コミック版)

  • 再読しつつ諸々調べていたら、ブッキング版の全23巻には「春雷編」は収録されていないことを発見。と言うわけで、春雷編を収録した中公文庫版第14巻。最初から中公文庫版を買えば良かった。
  • 寿司屋での失敗とか、石森章太郎の速さに圧倒されて「結局、速い、遅いの差は、線を引く時の自信の差なのだ!」とか、隅から隅までミッチリと「まんが道」で、読んで楽しかった。
  • 371ページの、仕事をする2人の後姿だけで1ページ4段にも痺れましたが、鈴木伸一に教えてもらったフィクサチーフで危機一髪というエピソードもいかにもという感じでグッと来ます。
  • 聞きしに勝るもの凄く唐突なエンディングですが、殆ど気になりません。このノリさえ健在ならば。
  • 恒例の、満賀の「映画を観てなりきり」は「愛・・・しりそめし頃に・・・」でも引き継がれているのか少し気になる。