- 昔「ライヴ・アット・シンシン」を購入したものの余りピンとこなかったのですが、エディ・パルミエリのライヴ盤ならば「ライヴ・アット・ザ・ユニヴァーシティー・オブ・プエルトリコ」の方が代表作だという情報もあり、従前から気になってはいたところ。
- デジタル・リマスターの完全盤が発売と来れば買うしかない。1971年、プエルトリコ大学でのライヴ(「ライヴ・アット・シンシン」は1972年)。1971年というとファニア・オールスターズ「ライヴ・アット・チーター」と同じ年。
- 表裏の関係にあると言ってよいのでしょうか。もちろんファニアが表(ファニアの呼称「ラテン音楽のモータウン(The Latin Motown)」というのは初めて耳にしましたが、そこはかとなく良い雰囲気です)。
- そんなファニアの表街道とは一線を画したハードで実験的なところがエディ・パルミエリの持ち味なのかなとは感じましたが、それ以上深く聴き込むのは個人的にはちょっと厳しい。
- ラテンも、「この辺りのティンバレスの使い方にキューバン・ルンバ、特にワワンコーの残り香が・・・(←デタラメです)」などと語れるようになれば、かなり末永く楽しめる豊かな鉱脈だと見込んでいるのですが、(オハイオ・プレイヤーズ同様)なかなかブレイクスルーの日が訪れてくれません。
- サンバから遁走した記憶も未だ消えていませんが、中南米(含むカリブ)系統は諦めることなく、思い出したように時折チャレンジしていきたいと思います。機会があれば、映画「アワ・ラテン・シング」でも観てみよう。