2007-07-09 Julliard String Quartet 「Debussy / Ravel:String Quartets」 音楽 もう1回ドビュッシーに戻って、聴き逃していた「LP時代以来必ずカップリングされる対の名品」たるドビュッシーとラヴェルの弦楽四重奏曲 。 ディスクガイドやら何やらで検討の上「パレナン弦楽四重奏団のやつに決めた」と決断したら入手困難であることが判明するという。名盤の筈なのに。 アルバン・ベルクにはあまり食指が動かなかったので、ジュリアード弦楽四重奏団。4回録音した内の2回目(1959年)。一応これも名盤らしい。 これは、どうなんだろうか。確かに恐ろしくソフィスティケイトされているけれども。 馴染みのないフランス室内楽を耳が拒絶している感じではありますが、ラヴェルの第2楽章のただ事ならぬ瀟洒具合には流石に痺れました。 気が向いたら、村上春樹が「意味がなければスイングはない」で取り上げていたプーランクでも聴いてみよう。