広沢虎造 「清水次郎長伝−血煙荒神山(蛤屋の喧嘩)」

血煙荒神山

  • 上州無宿の熊五郎、蛤屋の看板娘を同業者加納屋利三郎に取られたことを契機として、阿濃一家と神戸一家の喧嘩に発展の巻。
  • 最終巻にして清水一家が全く出てこないという(話としてはこの後「吉良の仁吉」に繋がっていくようですが)。
  • なんだかなぁ。
  • 「日本中の浪曲ファンが探し求めていた仁吉の壮絶な死とそれに続くお通夜の名場面等、幻とも云われた貴重な音源が発掘」されて「清水次郎長伝・吉良の仁吉完結編・蔵出し傑作選」という5枚組も出ているようですが。
  • シリーズ全体としてはかなり楽しみましたが、他の浪曲師、他の演目となると「縁と命があったらまた会いましょう」というところ。取り敢えず浪曲は一旦終了。