- 前々から気になっていたアルバムですが、SHM−CDという訳の分からない規格ではありますが紙ジャケで再発されていたので取り敢えず購入しておきました。
- バンド時代とはいえスタジオ・ミュージシャンの登用は既に始まっており、曲によってはユニット化以降と直結する雰囲気。
- 逆に今一つシャープでないフォーク・ロックみたいな曲はバンド時代の残滓なのでしょうか。良く分かりません。
- 1974年にデューク・エリントン「イースト・セントルイス・トゥードゥル・オー」をカヴァーしているのもペダンティックですが、1999年の再発に当たって書いたライナーがイェーツの詩「再来」のパスティーシュになっているというのもインテレクチャル。こんな人達ちょっと他に居ません。
- その「イースト・セントルイス・トゥードゥル・オー」。ババー・マイリーのミュート・トランペットをウォルター・ベッカーのワウワウ・ギターで演奏しているのですか。ペダンティックな選曲ではありますが、楽しそうな録音風景が想像されます。
- 後期の作品に比べると良くも悪くも全体的に緩い雰囲気があって、そこを好きになれるかどうか。
- 「幻想の摩天楼」も今回のSHM−CD紙ジャケ再発で購入してしまおうかどうしようか悩み中。