柳家小三治 「ま・く・ら」

ま・く・ら (講談社文庫)

  • 「もひとつま・く・ら」とともに積みっ放しだったのですが、NHK「プロフェッショナル−仕事の流儀」をきっかけに着手。
  • 「プロフェッショナル」では異様にストイックな人になっていましたが、こうやって読んでいると飄々とした語りが(当たり前ですが)イメージできて、しみじみとおかしい。「駐車場物語」は確かに傑作。
  • 英語ネタは身につまされるところが多くて、無心になって笑えないのが残念。「マイ・プレジャー」と言おうと思ったのに口をついて出た言葉は「ユア・ピース」なんて、(笑いはしましたが)よくあることです。
  • 小三治の『お・ま・け』」の一門による七代目柳亭燕路の真打昇進披露口上にはジワッときました。
  • このままの勢いで「もひとつま・く・ら」もやっつけたい。