- 最晩年の厳しめ3作品をクリアしたところで、いよいよ「乱」。
- 「リア王」の枠組を戦国時代に持ち込んだシナリオも不自然無く練り込まれているし、映像は隅から隅まで圧倒的だし、文句の付けようもないのですが、今一つ魅了されません。「まぁ、どうせみんな死ぬんだろうけど」と思いながら観ていたからかも知れません。
- 全体的にキャスティングに違和感を覚えたのもその一因かと思うのですが、その中では、個人的には井川比佐志の鉄修理がベスト・アクト。
- ピーター(狂阿弥)だけはいかんともしがたい。誰がやっても、という気もしますが。
- 次は「影武者」。