- 最初から最後まで2人の対談だけで、ほぼ各省の扉の肖像写真しか映像資料もなく、いかにもイージーな新書商売ではありますが、入り口としては良いかもしれません。
- 小沢治三郎の弁「自分に開戦の責任はない。ただただ、全力を挙げて戦った。しかし敗戦の責任が私にはある。だから、国民に対して申し訳ないという気持ちはあるが、死ぬほどのことはない。だから、私は生き残る」というのは格好良過ぎてゾクッときました。
- 草地貞吾が死去した時(平成12年11月)に瀬島龍三が電話してきて「何か資料などがありましたら、私の方でしかるべく大切に管理します」と言ったという逸話にはあまりのいやらしさにゾワッときました。