2009-02-14 つげ義春 「つげ義春コレクション;紅い花/やなぎ屋主人」 本 ちくま文庫のつげ義春コレクション、第5回配本。 「風景を描く、人を描く−つげ義春のマンガ」という帯の通り、旅もの集。 半分以上が未読の作品でしたが、「庶民御宿」の「私という人間は・・・・・罪深い男でして・・・・・」のコマには痺れました。 早坂暁の解説に出てくる最後の私小説家・川崎長太郎に興味を持ちました。「抹香町/路傍」と「もぐら随筆」が入手可能のようなので読んでみたい。 次回、第6回配本は「苦節十年記/旅籠の思い出」。3月12日。