2009-07-23 村上春樹 「意味がなければスイングはない」 本 ビーチボーイズ(ブライアン・ウィルソン)の章を再読したく、文庫で再購入。ブルース・スプリングスティーンの章など1回目よりも興味深く読めた気がします。 「それはほとんど奇跡に近いことだった。『アメリカには第二章というものは存在しない』と、かつてスコット・フィッツジェラルドは書いた。しかしブライアン・ウィルソンの人生には、第二章が紛れもなく存在したのだ」という文章には、マーヴィン・ゲイとの相似と差異が自ずと想起され、胸が震えます。