梅原猛 「古事記」

古事記 (学研M文庫)

  • 恐る恐る、という感じで読み始めてみたのですが、前半の神代の話など、意外なほど読み物としても面白くて、グイグイと読み進んでしまいました。ザックリとした訳も初めて読むには良かったと思います。
  • 「わしの身体のあまったところをおまえの身体の足りないところに刺し入れ、塞いで、国を生みたいと思う」というのが神話的で良いです。
  • 梅原猛の解説も中々力が入っていますが、1980年の記述なので、ところどころ古臭い感じは否めません。