- 年末年始は心静かに読書に勤しもうかと思っていたのですが、ツタヤのCMで見かけて何となくDVDを購入してしまいました。
- 88分。こんなに短かったという記憶は全くありませんでした。
- ロブ・ライナーはゴーディーが主役、スティーヴン・キングはクリスが主役との考えだそうですが、やはり改めて見てみるとクリス・チェンバースというキャラクターが素晴らしいと思います。
- クリスがゴーディーに説教をするシーン(「君の親がやらないならおれが守ってやる(And if your parents are too fuck up to do it, then maybe I should)」)で、「かわってやりたいよ」というクリスの台詞がどういう意味か良く分かっていなかったのですが、「I wish to hell I was your dad」なので、ゴーディーのお父さんと代わってやりたいという意味のよう。
- 帰路〜早朝のキャッスルロックというラストの流れが相変わらず染みますが(綿毛が舞う中を歩く4人のショットが良い)、ツリーハウスの側から町を見つめつつ「ぼくは一生この町にいるのかな(I'm never gonna get out of this town, am I, Gordie?)」と呟くところがとりわけ泣けます。
- 仲間との他愛もない戯れ、社会に出る前の不安、ラストのシンとした感じ等々、椎名誠「哀愁の町に霧が降るのだ」にも多くの相似点があると感じます。