- NHK−BSで昨年10月11日に放送。ソフィア・コッポラのデビュー作。1999年。
- 「ゴッド・ファーザーPart?」に出ていたコッポラの娘が監督デビューかと思ったのも既に10年も前のこと。
- 雰囲気一発、あとは朧という感じではありますが、沈鬱だけどポップで瑞々しい魅力的な佇まいで、女性監督が撮った女性に受けそうな映画。
- その原作(ジェフリー・ユージェニデス「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹(The Virgin Suicides)」)が男性であるという事実に驚きましたが、よくよく考えてみると憧憬という観点から深く納得できるような気もします。
- ジェフリー・ユージェニデスは第二作「ミドル・セックス」もピュリッツァー賞受賞の力作のようで、時間があれば読んでみたい。
- あの医師がダニー・デヴィートだったとは気付きませんでしたが、ラックス役のキルスティン・ダンスト=「スパイダーマン」のヒロイン=「マリー・アントワネット」のマリー・アントワネットというのも気付きませんでした。
- 「ロスト・イン・トランスレーション」も未見なので機会があれば観たい。