- 監督は第1作以来の渡邊祐介ですが、激渋リアリティー路線に回帰するということはなく、制作サイドの意向によりコメディー路線。武田鉄矢は台本に参加していないとのこと。
- 砂に書いた893には笑いました。
- 世評は低いようですが、身重のヒロインとのストーリーと潜入捜査のストーリーのバランスも良く、2つのストーリーが絡まないということにも特に物足りなさは感じません。ラストの船上の切ない感じは他作と比べても見劣りはしませんし、悪くないです(相原友子が魅力的に見えないのは難点)。
- 藤倉博のインタヴューによると、前作「潮騒の詩」の犯人役は夏木陽介ではなく松方弘樹でポスターまで作成したとのこと。ジャッキー・チェン側から共演の提案もあったという興味深い話(総予算が2億円ならジャッキー・チェンと武田鉄矢のギャラがそれぞれ5000万円で云々)も紹介。
- 地方都市の魅力に満ちたシリーズ諸作を観ていると、そろそろ自分も転勤したいという気持ちが募ります(特に本作)。
- 次は最終第5作「やまびこの詩」。