「セルピコ」

• ＮＨＫ−ＢＳで７月７日放送。シドニー・ルメット監督。１９７３年。

• セルピコというと映画「セブン」でメンションされていたことは記憶に残っていましたが、実在の人物だとは知りませんでした。

• 名作とは言えないような気もしましたが、ラフなファッションのアル・パチーノはすこぶる格好良い。

• セルピコが撃たれる麻薬捜査の場面の刑事の１人がフランク・マーリー・エイブラハム（「アマデウス」のサリエリ）に見えたので調べてみたところ、刑事役で出演しているのは事実のようですが、ノンクレジットなのでどの役かまでは確認できませんでした。

• １９７１年に証言、１９７２年にＮＹ市警引退、１９７３年に映画公開なので、かなりオンタイムに時流を追いかけていることになります。ちなみに「狼たちの午後」は事件発生が１９７２年で、映画公開が１９７５年。

• 映画はスイスに出発するところで終わっていますが、１９８０年にはニューヨークに帰郷して、大学や警察学校で自らの経験を語っているようです。その他、４回も結婚しているようです（１９５７−１９６２（離婚）、１９６３−１９６５（離婚）、１９６６−１９６９（離婚）、１９７３−１９８０（死別））。