- 今回、個人的な好みが合致して嬉しかったのは「マイ・メモリーズ・オブ・ユー」と「ユー・メイク・ミー・フィール・ブランニュー」の2曲。
- 「マイ・メモリーズ・オブ・ユー」については「ドゥー・ワップの名曲はそれこそたくさんありますが、その中でもこの曲は、私にとってベストにあげたいと思うもののひとつ」とのノーマルな賛辞ですが、愛情が溢れかえっているのが「ユー・メイク・ミー・フィール・ブランニュー」。
- 「ヴォーカル・グループと作曲家が生み出すアンサンブルの、ひとつの究極」と最大級の評価をした上で、「バリトンとファルセットという、タイプの違うふたりのリード・シンガーによる応答を、自分一人で済まそうというのは、相当に虫のいい話だといわれそうですが、なにしろこの曲が好きなもので、つい・・・」というはにかみ具合。音源の方も素晴らしい仕上がり具合。
- 逆に、知らなかった曲で感動したのは「ウィル・ユー・ラブ・ミー・トゥモロー」。「キャロル・キング−ジェリー・ゴフィンの最高傑作のひとつというだけでなく、ロックンロールにとって最も価値ある一作」、「永遠の名作」とのこと。何となく避け続けているキャロル・キング「タペストリー」も買おうかという気になります。