- 「孤独」に続いてソフトバンク文庫の自叙伝シリーズ第3弾。
- 既刊と重複する話題も多く、やや食傷気味ですが、以下、印象に残った発言内容をメモ。
- 「だから、お笑いの瞬発力が鈍ったときって・・・・・なんてんだろう、ラジオやなんかも終わりだして、映画やるかなんつったら、映画もダメんなってきて・・・・・要するに逃げてたんだよ。ほいで逃げ場がなくなったときが事故だったんだよね」
- 「つってもさ、俺はもう最近クラブなんか行かないんだ。だって、店入るまでに、俺、十五万円ぐらい遣うんだよ。チップあげなきゃいけねえから。昔、花屋のおばさんから、違う店のポーターまで全部お金配って上がっていったわけじゃない?そうすると二回目もやんなきゃしょうがないからさ。『たけしは貧乏になった』なんて言われんのイヤだからさ。だから、一晩、六十万円か七十万円の大仕事なわけ。そうなると、もう気合い入れて行かなきゃいけないから。だから年に二回だけ(笑)。もうめんどくさいよ」