2013-05-26 「ナショナル・ジオグラフィック傑作写真ベスト100」 本 ハル・ビュエル「ピュリツァー賞受賞写真全記録」と同時に注文したものの到着が大幅に遅れました。 全体的に新しい写真が多く物足りなさも感じるのですが、マチュピチュ(1911年にハイラム・ビンガムが発見)を特集した1913年4月号の写真などはさすがに伝統を感じさせます。 強烈なのがスーダンのヌバ族女性のスカリフィケーション(瘢痕文身)。NFL選手のブランディング・タトゥーでもゾワっとするのに、これにはどうしても悪寒が走ります。 その他、一読後に印象に残ったもの5枚。 アレクサンダー・グラハム・ベルによるタコの飛行実験/ギルバート・H・グロスヴナー(1920年) 左手のない子供たち/ゲルド・ルドヴィッグ(1994年) カラハリ砂漠のライオン/クリス・ジョンズ(1996年) ペンテコスト島の通過儀礼(ナゴール)/ロジャー・ベリンガー(1953年) ヒマラヤ山中でベンツを運ぶ60人ほどの男たち/ヴォルクマール・ウェンツェル(1950年)