2015-01-12 田崎史郎 「安倍官邸の正体」 本 「選択」1月号で紹介されていて興味を持ったアイテム。 官邸内部の意志決定過程などを実例とともに暴露していて、おぉそうか、あぁなるほど、と思うところ多数ですが、時点が近いだけに、分析の深みや広がりはいまひとつ。 宮中での親任式で2人きりになった時間に、安倍晋三が野田佳彦に「野田さんも二度目をやれますよ。私だって二度目をやるわけですから」と声をかけたというのは凄いエピソード。田崎史郎は「傷口に塩を塗り込まれるようなもの」、「安倍の神経は相当、太いと言わざるを得ない」と評していますが、他意のない心底からのシンパシーではないかという気もします。