- 「東京怪童」は途中で読むのを止めてしまったのですが、これはとっても好み。山本周五郎と望月ミネタロウの組合せがこんなにチャーミングだとは思いませんでした。下町の情景も登場人物のファッションも例によって洗練されていて痺れます。
- ガジェット通信のインタビューで初めて望月ミネタロウのご尊顔を拝しましたが、イメージ通りであるような、はたまた全く予想外であるような、何とも不思議な感じ。
- そのインタビューによると「最初は原作のまま時代物で描いてみた」とのことですが、それもとっても観てみたい。
- 「登場人物が実際に存在して、ちゃんと生活している様が伝わるような細かな描写を大切にしよう」「物語の本筋とは直接関係無い部分の描写も丁寧にやろうと思っていて、結果、自分が納得する形まで描くことが出来た」と語っておられますが、まさに丁寧に書かれた小品の佇まい。大変好もしいです。