菊地成孔・大谷能生「Ｍ／Ｄマイルス・デューイ・デイヴィス?世研究」

本

これは手強い分厚さだな、と読み始める機会を探っていたのですが、ペラペラッと読み始めたらあれよあれよと最後まで一気に読了。

「東京大学のアルバート・アイラー」同様、パースペクティブがバキバキと拡がる至福の読書時間。

豊富に掲載された写真が良いです。バードランド殴打事件の釈放時の写真なんて初めて見ました。

大著の割にはというか大著のせいかこれといった感想は出てきませんが、愛情に充ち満ちた素晴らしい１冊でした。

持っているマイルス・デイヴィスのアルバムを片っ端からｉＰｏｄに入れて関連ページを再読中。楽しい。