- メモ
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「友だちのうちはどこ?」
- NHK-BSプレミアムで8月30日放送。アッバス・キアロスタミ監督。1987年。
- ちょっとした小咄のようなストーリーですが、大人たちの冷たさや知らない街を歩く心細さを刷り込まれた後のラストの爽やかさ。押し花が効いている。
- 馴染みのないイランの農村風景と、理不尽に抑圧的なコミュニティ描写の執拗さが印象に残る。
「レコード・コレクターズ11月号」
- メモ
- Bill Evans Trio「Live in London 1965」
- Bill Evans Trio「Live in Scandinavia 1966」
- 久保田麻琴と夕焼け楽団「ライブ・ベスト&モア」
- Various Artists「Rise Jamaica!: Jamaican Independence Special」
Various Artists「お茶とお菓子と音楽と レディメイド未来の音楽シリーズCDブック編09」
- シリーズ第9集。藤沢かえで(クリンク・レコードのスタッフの奥方)のお菓子づくり解説という内輪ノリ。第4集のブックレットの表紙もどうかと思いましたが、今回は音源にまで侵入していて、これまででダントツで一番のガッカリ。
- 21曲リストアップされていますが、お菓子づくり実況中継、インタビュー1、パリ留学の思い出話、インタビュー2の4パートに纏められてしまっている(データ上は4曲)。
- FM番組「これからの人生」や伊丹十三のサウンド・エッセイ「みんなでカンツォーネを聴きながらスパゲッティを食べよう」を思い浮かべていたとのこと。「サントリー・サタデー・ウェイティング・バー・アヴァンティ」みたいなイメージか。どうであれ藤沢かえで要素はブックレットの範囲に収めて、音源は音源でしっかり聴かせて欲しかった。
- 次号は2022年11月25日発売、富永珠梨監修「ブランケットの下で」。
「岬の兄妹」
- 早稲田松竹で。片山慎三監督。2019年。
- 東野幸治がYouTubeで激賞(面白いと言うのは憚られるが面白い)していた片山慎三の監督デビュー作。
- 妻に客をとらせる「お直し」、博打の借金で娘が身売りする「文七元結」等、(福祉のない)落語の世界ではままある話。
- 「さがす」もそうでしたが、不必要に露悪的なのか不可欠な設定なのか判然としないところがある。
- 港町(三崎)の風景や兄の佇まいが素晴らしい。ヤクザとの一夜の後、夜明けのシーンもきれいでしたが、マクドナルドを爆食しつつ窓のダンボールを剥がして部屋が一気に明るくなるシーンも印象的。
- 困窮時の「何も出ねぇ」と空のプールでの「まだまだ出るぞ」という大便で描く鮮やかなコントラスト。これは陰惨なことになるぞと身構えたところで出てくるので「海の香り」「生きていると良いこともある」と合わせて脱力笑い。
- ノーマライゼーション(障害者の社会参画)を描いていると言えなくもないか。福祉に繋がれない存在として描くなら警官という設定は邪魔では。
- ラストに希望は全く感じなかった。冒頭に戻ったようでいてもう元には戻れないという不可逆性。
- 映画館楽しい。早稲田松竹の来月のホン・サンス特集もいくつか観れると嬉しい。