2018-01-01から1年間の記事一覧

黒崎敏/ビーチテラス 「可笑しな家−世界中の奇妙な家・ふしぎな家」

クリストファー・マクドゥーガル 「BORN TO RUN 走るために生まれた/ウルトラランナーvs人類最強の”走る民族”」からの「世界!極タウンに住んでみる」の流れで発見したアイテム。 何気なく購入してみましたが、ちょっと期待していたものと違う上に…

「故郷」

NHK−BSプレミアムで3月27日放送。山田洋次監督。1972年。 民子3部作の2作目。同じキャスト、ほぼ同じ役名(名字は違う)だけれど、場所や職業が少し異なるという微妙なパラレルワールド設定、という点で小津安二郎の紀子3部作と類似。 ちょっ…

[本] 「選択6月号」

メモ 南北朝鮮「平和協定」の甘い罠−「米国なき半島」を狙う中国の策謀 トランプ一家「桁外れ」の賄賂腐敗−万事「袖の下」で動く米政府 ユーロ加盟小国は「資金洗浄」の楽園−金融犯罪が「主要産業」の国も!! イランの難題「ハメネイ後継争い」−米国に翻弄…

Various Artists「King New Breed Rhythm & Blues」

TBSラジオ「オーディナリーミュージック」4月23日放送回(ボゥディーズのロイによる選曲)は予想外に良かった。 ザ・ソニックス「シンデレラ」、エタ・ジェイムズ「タフ・ラヴァー」なども良かったですが、何といってもレア盤自慢として紹介していたマ…

「家族」

NHK−BSプレミアムで3月26日放送。山田洋次監督。1970年。 撮影当時の日本の光景が興味深くはあるけれど、映画としてどこに感心していいのか全く分かりません。 前田吟家の車はスバルR−2でしょうか。最高に可愛い。

渡辺ペコ 「ペコセトラプラス」

ネット情報で興味を持ち、作風を知るには一番良さそうな本作をまずはチョイス。 画力は十分で、ディテイルの掴み方に魅力もありますが、もう少しパンチ力が欲しいところ。 本命は「ラウンダバウト」だったのですが、他に読みたいものも沢山あるし、ちょっと…

Eilon Paz 「Dust & Grooves: Adventures in Record Collecting」

「村上ラヂオ2」所収の「『スキタイ組曲』知ってますか?」を読んで以来、ブレッド・ミラノ「ビニール・ジャンキーズ」に興味があったところ、「レコード・コレクターズ9月号」の「レコード・コレクター紳士録」でも言及されていて興味を新たにしたものの…

Bob Marley & the Wailers「Live! -deluxe edition」

" title="ライヴ!" class="asin"> 持っておかずには気が済まないアイテムにつき不可避的に購入しましたが、旧盤とそこまで違うフェーズを見せてくれるものでもなく、まあこんなものかなという感想。 他方で、佐野ひろしがレコード・コレクターズに書いていた…

「レコード・コレクターズ6月号」

メモ Otis Redding 「Dock of the Bay Sessions」 Various Artists 「Southern Groove: Hotlanta, Aware & Clintone Funk & Soul」 映画「アイ・アム・ザ・ブルース」

「バリー・リンドン」

NHK−BSプレミアムで4月26日放送。スタンリー・キューブリック監督。1975年。「2001年宇宙の旅」(1968年)、「時計じかけのオレンジ」(1971年)の後、「シャイニング」(1980年)の前。 19世紀イギリス文学のコテコテに波瀾…

Charlie Palmieri 「Latin Bugalu」

レコード・コレクターズ5月号の記事を読んでいたところ、ジャケットデザインも含めてずっと薄く気になっていた本アルバムに、コンピレーション「マンボロヒア・パ・ゴザールvol.1」に収録されていて気に入ったチャーリー・パルミエーリ「マンボ・ショ…

「選択5月号」

メモ 「米朝会談」裏で操る中国−日米は何ら成果を期待できない 「トランプ翼賛化」する米共和党−「米国型ファシズム」を危ぶむ声 ダライ・ラマ「後継問題」の混沌−チベット支配「完成」へ中国の計略 現代史の言霊(1)1968年フランス「5月革命」−「私…

「花とアリス」

[rakuten:book:15970241:image] NHK−BSプレミアムで4月21日放送。岩井俊二監督。2004年。 十代の蒼井優は可愛いけれど(「そこは黙秘します」)、一世を風靡したハイキーで靄がかかったような独特の映像も観続けていると疲れてくるし、何より散…

「ゼロ・グラビティ」5月6日

NHK−BSプレミアムで3月24日放送。アルフォンソ・キュアロン監督。2013年。 簡素で骨太なプロットに驚異的な映像。公開当時、映画館で観ておくべきと言われていたのも今更ながらに納得。

原尞 「そして夜は甦る」

昔から原尞の沢崎シリーズには興味があったのですが、14年振りの新作「それまでの明日」発売に合わせたのか、シリーズ全作がドカンと書店で平積みされていたところを購入。 ウネウネと入り込んだプロットも含めて、なるほど和製チャンドラー、マーロウ@東…

「海街diary」

NHK−BSプレミアムで3月26日放送。是枝裕和監督。2015年。 原作は吉田秋生。細雪庶民版@鎌倉といった世界で原作は面白そうな気はします。 映画としては小津安二郎も意識させつつ、悪くない雰囲気ですが、綾瀬はるかがしっかり者の長女に見えない…

売払い

山田芳裕 「へうげもの(1)〜(25)」 本の雑誌編集部編 「絶景本棚」 安藤達朗/山岸良二/佐藤 優 「いっきに学び直す日本史(教養編)古代・中世・近世」 安藤達朗/山岸良二/佐藤 優 「いっきに学び直す日本史(実用編)近代・現代」 磯田道史 「日…

「レコード・コレクターズ5月号」

メモ Charlie Palmieri 「Latin Bugalu」 Willie Colon 「The Hustler」 Willie Rosario & His Orchestra 「Two Too Much」 Grant Green 「Funk in France: From Paris to Antibes (1969-1970) 」 Grant Green 「Slick!: Live At Oil Can Harry's」

「選択4月号」

メモ 米朝会談後の危うい東アジア−退く米国と「空白」狙う中国 安倍「フェイク改憲劇場」の終幕−与党も国民も振り回す「やるやる詐欺」 安倍政権「最善の終わり方」−側近が模索する「名誉ある撤退」 ホンダ「孤立主義」に迫る限界−食指を伸ばすグーグルやト…

「ラスト・ショー」

NHK−BSプレミアムで3月3日放送。ピーター・ボグダノヴィッチ監督。1971年。 村上龍「映画小説集」の題材に取り上げられていため、大昔に一度レンタルで観賞したことがあるはず。 擬古的なモノクロ映像を含め、これ見よがしな感じが鼻について興醒…

「ブルージャスミン」

NHK−BSプレミアムで2月26日放送。ウディ・アレン監督。2013年。 ウディ・アレン版「欲望という名の電車」。キング・オリバーやルイ・アームストロングといったニューオリンズ・ジャズを使っているのは、ウディ・アレンの通常営業なのか、「欲望…

「レコード・コレクターズ4月号」

メモ Various Artists 「EIICHI OHTAKI Song Book ?『夢で逢えたら』(1976〜2018)」 Minnie Riperton 「Perfect Angel -deluxe edition」 Parliament/Funkadelic 「Live...Capitol Theatre 1978」

「選択3月号」

メモ 中国「一帯一路」が早くも苦境に−日本に歩み寄る「習近平の事情」 FBIは「大統領の首」を取れるか−ロシア疑惑「一層窮地」の米政権 万年「女性首相候補」野田聖子の実情−政策も政治力も「待望論」もなし 政官界に広がる「安倍不満分子」−楽勝ムード…

矢沢永吉 「<新装版>矢沢永吉激論集:成りあがり〜How to be BIG」

超有名なアイテムだけに何となく敬遠していましたが、特にきっかけもなく何となく購入。構成・編集は若き日の糸井重里(ノンクレジット)。 本当にスターになってしまった人の生い立ちからソロ成功までが破天荒な矢沢節全開で語られている訳ですが、ワーク・…

Sam Prekop 「Sam Prekop」

TBSラジオ「オーディナリーミュージック」1月15日放送回で岡本仁が「シカゴ・ピープル」を選曲していてサム・プレコップという人に興味を持ったところ。 同曲が収録されているのはセカンド・アルバム「フーズ・ユア・ニュー・プロフェッサー」(200…

本の雑誌編集部編 「絶景本棚」

他人の本棚に対する覗き見的関心を抑えがたく、手に取ってみましたが、本人のコメント等も含めもう少し文章がないと物足りないです(ヒヨコ舎「作家の本棚」ぐらいのバランスだと良かった)。

「レコード・コレクターズ3月号」

メモ 山下達郎「スペイシー」

Curtis Fuller 「BLUES-ette」

仕事の前日は自宅では飲まないというルールでこの10年ほどやってきましたが、強烈にストレスとプレッシャーのかかる局面が突如到来し、このところ寝る前に度数の高い酒を飲む日多し。 久々に深夜にウィスキーなど飲んでいるとカーティス・フラー「ファイヴ…

「レッド・オクトーバーを追え!」

NHK−BSプレミアムで1月23日放送。ジョン・マクティアナン監督。1990年。 不可避的に事態の核心に巻き込まれている展開はマクティアナン監督の前作「ダイ・ハード」(1988年)との共通点。 ロシア人の話語が序盤で英語にスイッチするのは受け…

磯田道史 「無私の日本人」

「日本史の内幕−戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで」を読んで興味を持って購入。 主眼の「穀田屋十三郎」編がまさかの小説仕立てで読み物としては微妙な感じでしたが、事実としては面白い。 大田垣蓮月は、「選択」2017年8月号「をんな千夜一夜(5…