2017-01-01から1年間の記事一覧

高橋秀実 「はい、泳げません」

村上春樹「アンダーグラウンド」のリサーチャーをやっていた人。ちょくちょくリコメンドされているのを見かけて気になっていたもの。 これも読書リハビリ用に購入しましたが、抱腹絶倒というほどの面白さは感じられず。重くてインスパイアリングなものを読ん…

「選択8月号」

メモ トランプと旧ソ連の「黒い絆」−米国を「私物化」する大統領一家 シベリアで発生「致死病原体」の恐怖−温暖化「凍土氷解」が生んだ異常事態 EU離脱をやめそうな英国−謝罪と「騒動の代償」をどう払うか 虚構の「大官房長」菅義偉−霞が関への「神通力」…

「クリムゾン・タイド」

NHK−BSプレミアムで5月8日放送。トニー・スコット監督。1995年。 スリリングではあるけれどこれじゃ勝てば官軍の薄っぺらい話じゃないかと思っていたら、一転してラストのパネルの勧告(「Now you may have been proved right Mr Hunter, but in …

米原万里 「言葉を育てる:米原万里対談集」

転居+異動+多忙ですっかり本も読めていないので読書リハビリ用に軽いものを、と思ってチョイスしましたが、全く面白さが分かりませんでした。

「アフリカの女王」

NHK−BSプレミアムで5月12日放送。ジョン・ヒューストン監督。1951年。 撮影時にサボってハンティングばかりしていたというジョン・ヒューストンの奇行を、主演のキャサリン・ヘプバーンには「アフリカの女王とわたし」で批判され、当時同行して…

The Beatles 「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band - 2 CD Anniversary Edition」

「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド」は個人的にはビートルズの中で一番聴かないアルバムだったのですが、「レコード・コレクターズ6月号」の特集を読んでいたら、以下のような懐疑的なコメントがたくさん述べられていて、激しく膝…

「レコード・コレクターズ8月号」

メモ Various Artists 「Zaire 74: The African Artists」 Mark Murphy 「Wild and Free: Live at the Keystone Korner」

「リオ・ブラボー」

NHK−BSプレミアムで1月10日放送。ハワード・ホークス監督。1959年。 気恥ずかしくなるぐらいの王道の展開ですが、実は「真昼の決闘」へのアンチテーゼで、裏の裏としての表。 ディーン・マーティンとリッキー・ネルソンという歌手2人のキャステ…

「売払い」

磯崎憲一郎 「終の住処」 宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」 向田邦子 「あ・うん」 米原万里 「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」 井上雪 「郭のおんな−金沢名妓一代記」 早川義夫 「たましいの場所」 みうらじゅん 「青春ノイローゼ」 日本戦没学生記念会「きけわだ…

「選択7月号」

メモ トランプ外交「自滅」への道−同盟国「離反と分断」の重い代償 国会を堕落させる安倍流「政治技術」−立法府を私欲で歪める「暴政」 「年内解散」が濃厚に−極秘「行程表」が示す安倍の窮状 政界スキャン(389)−官邸の「圧力男」萩生田官房副長官 加計…

ゆうきまさみ 「機動警察パトレイバー(1)〜(22)」

前々から関心はあったところに、トゥギャッターのまとめ「ゆうきまさみ発掘資料集・自作キャラ評価から裏話まで〜『内海は絶対殺さなきゃいけない』のはなぜか?」がトリガーとなって購入。 設定が詰まっていて、初読ではグイグイ引き込まれ、感心もしたので…

「レコード・コレクターズ7月号」

メモ T. Rex 「T. Rextasy」 Wynton Kelly Trio / Wes Montgomery 「Smokin' in Seattle - Live at the Penthouse」 Guelewar Band of Banjul 「Warteef Jiggen」

佐藤健寿 「空飛ぶ円盤が墜落した町へ:X51.ORG THE ODYSSEY 北南米編」「ヒマラヤに雪男を探す: X51.ORG THE ODYSSEY アジア編」

「奇界遺産」から「クレイジージャーニー」で一気にメジャーブレイクした佐藤健寿の初期の著作が文庫化されていることを知って購入。1冊の単行本を分冊して文庫化。 オカルトネタを分析的に捌きながらも実際に現場に突撃する紀行文であるところが魅力で、ス…

「インサイド・ルーイン・デイヴィス−名もなき男の歌」

NHK−BSプレミアムで12月6日放送。ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン監督。2013年。 グリニッジ・ヴィレッジ周辺の初期フォーク・シーンに関心がないとクスッと笑えるようなネタも感知できず、ストーリーにパンチ力もなく、観ていてどうも…

「選択6月号」

メモ 「トランプ依存」危うい日本−泥沼「ロシアゲート」に沈む米政権 ロシアの北極圏「軍拡」が加速−「安保・環境」で世界の新たな難題に 「一帯一路」は中国を衰退させる−新経済圏構想はただの「夢物語」 美食文学逍遥(06)天麩羅、かくあるべし 日本を…

「トゥルー・グリット」

NHK−BSプレミアムで9月26日放送。ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン監督。2010年。 「勇気ある追跡」(1969年)のリメイクという素性のせいか、熊の毛皮の医者等にコーエン兄弟らしさは見えるものの、全体としてはいつになくストレー…

正岡子規 「墨汁一滴」

これも随分前に購入してあったものを、司馬遼太郎「坂の上の雲」読了の余勢でクリア。 以前四国出張にも携えて行ったものの、延々と平賀元義の話題が続くところで挫折。今回は、粟津則雄の「興至れば、何日も続けて平賀元義の人と歌を論じ、『明星』にのった…

「レコード・コレクターズ6月号」

メモ The Beatles 「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band -50th anniversary edition」 The Rolling Stones 「Ladies & Gentlemen」 Preservation Hall Jazz Band 「So It Is」

「選択5月号」

メモ 「北朝鮮難民」大量流入に備えよ−周辺国より杜撰な日本の「想定と対策」 中国を悩ます「余剰穀物」の膨張−在庫放出なら世界市場「大荒れ」必至 安倍が固めた「憲法改正」の青写真−橋下徹「国政進出」が切り札に 陸上自衛隊「人事抗争」と醜い内紛−南ス…

横手慎二 「日露戦争史−20世紀最初の大国間戦争」

転居の準備をしていて発見。こんなものいつ買ったんだという感じですが(2005年4月の初版)、司馬遼太郎「坂の上の雲」を読了した今を逃すと永遠に読む機会はなさそうなので着手。転居またぎで落ち着かない中でなんとか読了。 客観的で良心的な著作だと…

「選択4月号」

メモ 朝鮮半島「騒乱」前夜−米国は金正恩にいつ何をするのか 米軍「北朝鮮先制攻撃」のシナリオ−やる気のトランプと日韓の「悪夢」 EU危機「どこ吹く風」のポーランド−英国離脱を好機とする「経済優等生」 韓国政界「革新派」の正体−「反日・反米」次期政…

「レコード・コレクターズ5月号」

メモ ジャス オブレヒト「ロバート・ジョンソンより前にブルース・ギターを物にした9人のギタリスト」 小西康陽「なぜ小西康陽のドラマBGMは テレビのバラエティ番組で よく使われるのか。」

山中伸弥/羽生善治/是枝裕和/山極壽一/永田和宏 「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう」

新千歳から羽田に飛んでいる間に一息に読み終える程度には面白くはありましたが、若かりし日の苦悩のようなものはあまり語られておらず、タイトルや帯の惹句「各界のスーパーリーダーが語るあの頃の不安、焦燥、挫折」はミスリーディングな感があります。 求…

井上雪 「郭のおんな−金沢名妓一代記」

著作撰集に収録されていなかった井田真木子「温泉芸者一代記−湯河原の芸妓おかめさんの話しより」が読みたいなと何となく心残りだったところ、現代ビジネスの記事で辰巳琢郎が本書を紹介しているのを発見し、思わず購入。初版は1980年、昨年10月に新潮…

「レコード・コレクターズ4月号」

本秀康「レコスケくん」の新作(「ポール、泥時代からの脱出の巻」)あり。 メモ Various Artists 「Dancin' -Blues Party」

売払い

金子明人 「別冊NHK趣味の園芸:クレマチス−育て方から最新品種まで」 ジェームズ・J・ヘックマン 「幼児教育の経済学」 水野和夫 「資本主義の終焉と歴史の危機」 青木雄二 「50億円の約束手形−青木雄二傑作漫画作品集」 桜玉吉 「伊豆漫玉日記」 西…

司馬遼太郎 「坂の上の雲(1)〜(8)」

購入したのはいつのことだったか。昨年末に着手してついに読了。「大人の日本人男子としての嗜み」を一つクリアした爽快感。 第3巻で早々に正岡子規が死去した後はずっと日露戦争という「長編では主題が破綻」「長編の構成力が弱い」等の批評そのままの展開…

「選択3月号」

メモ 米中の偶発的「軍事衝突」はありうる−緊張高める「迷走ホワイトハウス」 「対イラン戦争」ヘ向かう米国−「シ−ア派退治」を望む国々と共に トランプは早晩「普通の大統領」になる−米政界「影の支配者」が矯正に本腰 ロシアが欧州各国で「選挙妨害」−「極…

「恋する惑星」

NHK−BSプレミアムで6月13日放送。ウォン・カーウァイ監督。1994年。 いかにもクエンティン・タランティーノが絶賛しそうな猥雑でポップな映像。 フェイ・ウォンの魅力に助けられていますが、概して感情移入し難いのは「花様年華」と同様。音楽の…

「レコード・コレクターズ3月号」

メモ The Three Sounds featuring Gene Harris 「Groovin' Hard: Live at the Penthouse 1964-1968」 Various Artists 「Can You Feel That Beat: Funky 45s & Other Rare Grooves」