2021-01-01から1年間の記事一覧

小林聡美「ていだん」

図書館活用。大橋歩関連で予約を入れていたもの。 軽い読み物という域は出ませんが、小林聡美の人柄が滲み出ていて楽しい。 自家製ヨーグルトを作っていたつもりが発酵していなかったくだりは可笑しい(小泉武夫「小林さんが飲んでいるのはまだ発酵してませ…

Various Artists「わたくしのサン=ジェルマン=デ=プレ レディメイド未来の音楽シリーズCDブック編03」

シリーズ3作目は何故か三浦信責任編集という形で、これまでとはかなりテイストが異なっていて、なかなか聴き込めないまま時間が経ってしまいました。 涼しくなったところで身を入れて聴いてみましたところ、楽しくはあるものの、ちょっと距離感が詰まらない…

「北北西に進路を取れ」

NHK-BSプレミアムで6月9日放送。アルフレッド・ヒッチコック監督。1959年。 タイトル・デザインはソウル・バス。キネティック・タイポグラフィの嚆矢。 緩急はあれども終始淀みなくスリリングでこれまでに観たヒッチコック作品の中ではベストの…

馬場のぼる「ねこと漫画と故郷と」

図書館活用。馬場のぼる展@練馬区立美術館の余韻に浸りつつ。図録買えばよかった。 最晩年のスケッチブックに大量に描かれているウヒアハがジンワリ来る。

売払い

メモ 小野忍・千田九一訳「金瓶梅(上)(中)(下)<奇書シリーズ1>」 菊地成孔「菊地成孔の映画関税撤廃」 ニック・ドルナソ「サブリナ」 大山海「奈良へ」 弘兼憲史「黄昏流星群プレミアム-白色矮星のあなた」 弘兼憲史「黄昏流星群プレミアム-守護…

「レコード・コレクターズ9月号」

メモ James Taylor「Live at the Syria Mosque 1976」 映画「サマー・オブ・ソウル」

大橋歩「今日のわたし」

図書館活用。 これまで借りた中では一番イラストが豊富で期待していたものに近い。手描き最高。 内容は相変わらずの退屈さですが、夫君が膵臓を摘出されそうになる話は怖かった。 熱海の家セカンドハウスは売ってしまったのか。 大橋歩シリーズも一旦終了。

「選択8月号」

メモ イランが亡命活動家に異様な「粛清」-各国で「拉致事件」が続発 アジア軍拡の主役「極超音速兵器」-ミサイル防衛は時代遅れの「遺物」に タリバン復活「国際テロ」の再燃-アフガンが中露の悩みの種に 対日領土問題で中露韓が「結託」-「二十一世紀の…

大橋歩「わたしの家」

図書館活用。 イラストはごく少なめでガッカリですが、家づくり奮闘記としての面白さはあった。 木造で家を作りながらヒノキを伐るなとはこれいかに。

大橋歩「おいしい毎日」

図書館活用。 内容は相変わらず平凡ですが、イラストが豊富で満足。手書きレシピが最高に可愛い。

「断崖」

NHK-BSプレミアムで6月2日放送。アルフレッド・ヒッチコック監督。1941年。 主演はジョーン・フォンテイン(「レベッカ」の翌年)。オリヴィア・デ・ハヴィランドの妹(アカデミー主演賞を受賞した史上唯一の兄弟姉妹。不仲で有名)。二人とも日…

大橋歩「くらしのきもち」

図書館活用。 越し方を振り返るような内容ですが、常識的で面白味には欠ける。 中二まで別居で「おばさん」と読んでいた母親が気になる。「母は母の弟の経営していた洋裁学校の先生をやめて、洋裁用の小物、ボタンとか糸を売る店をしていました。先生をして…

「ハリーの災難」

NHK-BSプレミアムで5月30日放送。アルフレッド・ヒッチコック監督。1955年。 ヴァーモントの美しい紅葉の中で展開されるすれ違い系ブラック・コメディでストレンジな趣。「ヒッチコックの『ハリーの災難』なんかも、『羅生門』みたいだもんね。…

大橋歩「わたしのお買物」

図書館活用。 吉本由美つながりで大橋歩のイラストが見たくなって借りましたが、イラストはなし。チョイスミス。 お買物紹介の内容も女性フッション中心で全然楽しめませんでしたが、鉛筆書きのタイトルがチャーミング。花森安治の影響があるのでしょうか。 …

吉本由美「イン・マイ・ライフ」

図書館活用。東京するめクラブの人という認識しかありませんでしたが、書店で立ち読みした遠距離介護の記述に興味を持たざるを得なかった。 スクリーン編集部突撃とか、48歳からバーテンダー修行とか、若い頃から一貫してフットワークの軽さが凄い反面、言…

「レコード・コレクターズ8月号」

メモ The Beach Boys「Feel Flows: The Sunflower & Surf's Up Sessions 1969-1971」 RC Succession「Rhapsody Naked Deluxe Edition」

「黄金」

NHK-BSプレミアムで3月22日放送。ジョン・ヒューストン監督。1948年。 原作からどれぐらい変更しているのか分かりませんが、よく練られたシナリオで感服。池の水面に映りこんでくる山賊などの演出も格好良い。純粋に堪能しました。 冒頭でハン…

「選択7月号」

メモ ハリス副大統領に猛烈な「逆風」-バイデン政権の「アキレス腱」に 様変わりの「ユーラシア鉄道輸送」-「中欧班列」がロシアを圧倒 米国がプーチンを脅す「機密情報」-モスクワ「連続爆破事件」の暗部 ブラジル経済の意外な「回復」-政治不安の中で…

「ソウル・パワー」

映画「アメイジング・グレイス」は絶対に劇場で観ようと思っていたのが4月(未だ観ていない)。関連して思い出したのが本作。劇場で観ようと思ったのがもう13年前とは。 菊地成孔の解説に尽きるわけですが、以下引用しつつ感想。 出演者が口を揃えて帰郷…

樋口愉美子「季節のステッチ」

図書館活用。 ツイッターがほとんど更新されないので借りてみましたが、めちゃくちゃに素敵。

稲田俊輔「おいしいものでできている」

図書館活用。ツイッターもべらぼうに面白いイナダシュンスケの新著。表紙は資生堂パーラーのチキンライスでしょうか。 カラッとした楽しく小話の連続ですが、エリックサウス誕生に至るストーリーには余韻があります。 小籠包は10個からというのは一度実践…

馬場のぼる「馬場のぼるこどもまんが集」

図書館活用。絵本作家である以前に漫画家であったというのはあまり認識していませんでした。 漫画そのものは古めかしくて楽しく読むのは厳しい感じですが、画風の大幅な変化には驚き。 自伝的エッセイが面白い。特攻隊~リンゴのかつぎ屋~農地開墾~大工~…

手塚治虫「太平洋Xポイント」

図書館活用。若き日の宮崎駿を熱中させた作品(「小学校のときは手塚さんの作品、とくに『太平洋Xポイント』が好きでした。小さな時限爆弾で戦艦を沈める話。沈むわけないんですけど(笑)。でも、ドカーンと沈むんです。ちょっと作り方を工夫すればいまで…

大山海「奈良へ」

SNSで目にして購入しましたが、どうもピンとこない。 アクロバティックで捻れた展開は感心しないでもないですが、琴線に触れるところがない。画力も厳しい。

宮崎駿「出発点-1979~1996」

図書館活用。コメント割愛。 メモ 「小学校のときは手塚さんの作品、とくに『太平洋Xポイント』が好きでした。小さな時限爆弾で戦艦を沈める話。沈むわけないんですけど(笑)。でも、ドカーンと沈むんです。ちょっと作り方を工夫すればいまでもテレビ・ス…

南勝久「ザ・ファブル(1)~(22)」

映画2作目で増えた露出を目にして購入。具体のコメントは割愛するものの大満足。 第2部も楽しみ。「ナニワトモアレ」「なにわ友あれ」にも関心が出てきました。

「レコード・コレクターズ7月号」

メモ James Taylor「Live at the Syria Mosque 1976」

「選択6月号」

メモ 菅「続投」の裏の抗争-安倍と二階の「最終戦」 政界スキャン(436)安倍・麻生・甘利が狙う「3A政権」 JTB「国策救済」に正当性なし-「植民地」延命をごり押す国交省 任天堂「山内家」の意外な近況-「企業買収」に精出す溥氏の次男 企業が「…

蓮實重彦「見るレッスン-映画史特別講義」

図書館活用。山下達郎が読んでいると紹介していて興味を持ったもの。 「映画を見て、まず驚かなければならないし、どぎまぎしなければならない。しかし、そのどぎまぎする感覚をいかに『これは映画だ』という安心感の中で得られるか、どれだけ驚けるかという…

「レコード・コレクターズ6月号」

映画「アメイジング・グレイス」は「完成間近の頃にアリサ本人からストップがかかり企画は一時中断するも、18年にアリサが亡くなった後、遺族と映画関係者の間で話し合いがもたれ、『アメイジング・グレイス』は、その年の暮にようやく限定公開されるに至…