2022-01-01から1年間の記事一覧

Various Artists「ラブバラッドじゃ踊れない レディメイド未来の音楽シリーズCDブック編08」

シリーズ8作目。DJ TAGO!監修。 ロックンロール集というコンピレーションのコンセプトも、パルプ・アートとパチモンメンコを集めたブックレット(読物が少ないのは極めて残念)も関心の範疇のはるか外。 「次号は2022年10月28日発売!『お茶…

「ヒトラー ~最期の12日間~」

NHK-BSプレミアムで8月10日放送。オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督。2004年。 今となっては「大っ嫌いだ!」「判断力足らんかった」「チクショーメ!」「おっぱいぷるんぷる~ん」動画の元ネタ。ブルーノ・ガンツの情緒不安定なキレ芸(と秘書…

「レコード・コレクターズ10月号」

メモ LOVE JETS「地球ノミナサンコンニチハ~LOVE JETS ANTHOLOGY〜」 Esther Phillips 「From a Whisper to a Scream」 Charles Stepney「Step on Step」

式場隆三郎他「〈定本〉二笑亭綺譚」

図書館活用。水木しげるつながり。「東西奇ッ怪紳士録」を先に読みたかったですが致し方なし。 門前仲町にあったアウトサイダー建築の解説本。写真も豊富で楽しい。 式場隆三郎は「狂気の人ゴッホを日本に最初に紹介したり、山下清を“発見”した」精神医学博…

真造圭吾「森山中教習所」

「トーキョー・エイリアン・ブラザーズ」が少し肩透かしだった真造圭吾、連載デビュー作の本作は素直に響いた。画も隅々まで丁寧で雑さは感じられない。 20歳の夏に再会し、交差する2人の人生。ファニーな出来事の裏にシビアな背景がうかがわれ、それらが…

「ベイビー・ドライバー」

BS12で1月15日放送。エドガー・ライト監督。2017年。 菊地成孔激賞の作品。曰く「全部で9回泣いた」、「映画によるブリティッシュ・インヴェイジョン」。 カーラ・トーマス「B-A-B-Y」を歌いながら出勤するリリー・ジェームズの鮮烈さ。注文…

真造圭伍「トーキョーエイリアンブラザーズ(1)~(3)」

江口寿史が「ぼくの好きなマンガ家をいま挙げると、すごく少ないですね。買っているのは望月ミネタロウ、西村ツチカと、真造圭伍くらい」と語っているのを目にして興味を持った真造圭伍。 りっちゃんと夏太郎の急接近等、魅力的なパートは多々あれど、総体と…

「選択9月号」

メモ 旧ユーゴ「戦争再発」の足音-「欧州戦線拡大」ロシアの謀略 イラク「シーア派分裂」の混沌-ぶり返す中東危機の「発火点」 米中が「ネットの自由」で攻防戦-国家統制「推進」が主流になる窮地 統一教会と自民党「反ワクチン」で結託-子宮頸がん予防…

小池一夫/小島剛夕「子連れ狼<大合本>(1)~(10)」

一度読んでみたいなと前々から思っていた作品。これだけのヴォリュームの名作が600円で読めるのかとキンドル版を入手。 「トリビアの泉」で荒唐無稽な設定を嘲笑されていた記憶があるものの(乳母車に仕込んだマシンガン等)、漫画ではそこまでの違和感は…

「レコード・コレクターズ9月号」

メモ Jody Watley「Jody Watley」

「選択8月号」

メモ 中南米に再び「左傾化」の波-米国を脅かす「裏庭」の政変 統一教会の底知れぬ「政界汚染」-「ズブズブ」安倍派は醜聞まみれ 「ロスト安倍」の政界乱気流-「国葬と人事」岸田の内憂外患 シリーズ企業研究・東京電力-旧経営陣「十三兆円賠償」の驚愕 …

「大統領の陰謀」

NHK-BSプレミアムで6月15日放送。アラン・J・パクラ監督。1976年。 ウォーターゲート・ビルへの不法侵入事件が1972年(ポルノ映画「ディープ・スロート」がヒットした年)、ニクソン大統領辞任が1974年、本作が1976年。当時として…

水木しげる「水木しげる漫画大全集025:貸本版墓場鬼太郎(4)」

図書館活用。千年に一歩歩く鳥の出典。クール。

「レコード・コレクターズ8月号」

メモ The Chemical Brothers「Dig Your Own Hole - 25th Anniversary Edition」

アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯(1)~(7)」

かなり前に松岡正剛の千夜千冊他で関心を持って購入。 序盤、謀略により逮捕~取り調べ~獄中の出会い~脱獄~財宝発見~モレル家救済~復讐開始までが、フランス革命史とも連動して、ワナワナと震えるほど面白い訳ですが、意外だったのはそこまでいってまだ…

Various Artists「また夜遊びが恋しくなる レディメイド未来の音楽シリーズCDブック編07」

発売予定が遅れて心配していましたが無事に発売。第2シーズン一発目ということで非常に楽しいラインナップ。 序盤のライチャス・ブラザーズ「リトル・ラテン・ループ・ルー」、エクトール・リヴェラ「チャンス・フォー・ロマンス」、ザ・シープ「ハイド・ア…

小野瀬雅生「焼きそばの果てしなき旅」

図書館活用。 写真も豊富で楽しいガイドブックですが、文章の内容が薄くて読み応えはいまひとつ。 行ったことがある店もちらほら(みかさ(高田馬場)、第一亭(日ノ出町)、梅蘭(上野)、やきそば屋(札幌))。 クレイジーケンバンドのギタリストだけあっ…

「選択7月号」

メモ イスラエルに怯えるイラン-「要人連続暗殺」諜報戦での敗勢 世界食糧危機の隠された真実-戦争長期化を望む「勝ち組」の国々 北朝鮮「核実験後」のシナリオ-米朝協議への渇望と焦燥 参院選後「岸田人事」の焦点-「茂木問題」と安倍派の処遇 安倍一派…

暮しの手帖社編「花森安治のデザイン-『暮しの手帖』創刊から30年間の手仕事」

図書館活用。 表紙原画も素敵ですが、何と言ってもカットと手書き文字が最高。書き文字は積極的に真似したい。

小泉悠「ロシア点描-まちかどから見るプーチン帝国の素顔」

図書館活用。 あっさり目の素っ気ない記述ですが、語り下ろした内容を編集者がまとめたところ、「出来上がったロシア像はひどく歪んだものになってしま」ったという反省から「事実上一から書き直して出来上がった」結果とのこと。 「郊外に住む野良犬が餌を…

「リトル・ダンサー」

NHK-BSプレミアムで5月9日放送。スティーブン・ダルドリー監督。2000年。 過去の成功例のフォーミュラをなぞっている感じが気になって今一つ乗り切れない。バレエとUKロック(Tレックス)の組合せも違和感が拭えなかった。ワム!、カルチャー…

小泉悠「現代ロシアの軍事戦略」

図書館活用。今年のウクライナ侵攻で一躍有名になったユーリィ・イズムィコ先生。 ここに至る歴史として、ロシア側の視点やゲラシモフ・ドクトリン、また、2014年のクリミアやドンバス、2015年のシリア、2020年のナゴルノ・カラバフで何が行われ…

「俺たちは天使じゃない」

NHK-BSプレミアムで3月15日放送。ニール・ジョーダン監督。1989年。 公開当時面白そうだなと思った記憶あり。もう33年前の作品か。 舞台劇を映画化した1955年版は未見ですが、「デビルズ島から脱獄した3人の囚人が強盗に入った雑貨屋の…

ルビー・ウォリントン「飲まない生き方-ソバーキュリアス」

図書館活用。序章から「私はソバキュリアンに転身したお陰で魂が覚せいし、明鏡止水の境地に達することができた」といったニューエイジ系セミナー風のメッセージが多発してビリビリにイヤな感じ。 中盤に至って「私は天界の神秘とライフスタイルをテーマにし…

「レコード・コレクターズ7月号」

メモ Bill Evans「Morning Glory : The 1973 Concert at the Teatro Gram Rex, Buenos Aire」 Bill Evans「Inner Spirit : The 1979 Concert at the Teatro General San Martin, Buenos Aires」

「選択6月号」

メモ 米中露「カリブ租税回避地」の攻防-巨万の富を巡る独裁国家の「弱点」 プーチンを悩ます「人口危機」-ウクライナ侵攻の隠れた理由 中東に訪れた一時の「平和」-「米露の空白」で域内外交が急進展 岸田の頭は「選挙」だけ-国政より「長期政権」が最…

井原奈津子「美しい日本のくせ字」

図書館活用。大竹聡「ずぶろくの四季」表紙の牧野伊三夫の題字からの流れ。 「暮しの手帖」の書き文字がやはり魅力的ですが、オリジネーターである編集長・花森安治の死後、そのスタイルを引き継いだのが社長・大橋鎭子と副編集長・二井康雄ということらしい…

「長江哀歌」

NHK-BSプレミアムで3月17日放送。ジャ・ジャンクー監督。2006年。 動く油絵のような漲る映像美と、あってないような薄いストーリーと、唐突に挟み込まれるUFOやロケット。訳が分からない。

RC Succession「First Budohkan Dec.24.1981 Yeahhhhhh..........<Deluxe Edition>」

1981年12月のRC初の武道館ライヴ。一つの絶頂期ではあるんでしょうが、「徹底的にブラッシュアップされた映像と音質」と言う割には音質が悪く、「Rhapsody」(1980年4月@久保講堂)の方が、ここからという勢いと臨場感があるような。 と音源を…

大友克洋「OTOMO THE COMPLETE WORKS 4: さよならにっぽん」

大友克洋曰く「マンガとしての表現、絵を描くこと、ストーリーの作り方など、この頃はいい意味でも悪い意味でも、漫画を描くのになれてきています。映画だったり小説だったり、その頃見て面白かったものを20Pで描くことに飽き始めていたのかも知れません…