音楽
シリーズ前作(「Jumping the Shuffle Blues: Jamaican Sound System Classics 1946-1960」)が最高だったため、「レコード・コレクターズ」のレヴューで発見して即座に購入したもの。曰く「スカの元となったスッチャスッチャという裏打ちビートを強調したシ…
かなり前のレコード・コレクターズのレヴューを読んで興味を持ったものですが、どういった内容のレヴューだったかはすっかり失念。 今更ながら思い立って聴いてみたところ、これが実にツボで、これまで今ひとつ満たされなかったゴスペル欲の欠乏感に完璧にフ…
久方ぶりに車に乗る生活をしていると触れる情報の質に変化が。ツアーで来日したグザヴィエ・ボワイエが歌う「ハートビート」をFMで耳にして以来、少し気になっていたアルバム。ふと思い立って購入。 均整が取れていて聴き飽きない良いアルバムですが、肝は…
期間限定公式サイト「村上さんのところ」で「グレン・グールドの弾くシベリウスって、心底透徹していますよね」という村上春樹のコメントを読んで、自分への誕生日プレゼントとして購入したのがもう1年以上前のこと。 環境の変化に伴い腰を落ち着けて音楽を…
これも鬱屈を直接的に緩和する目的で購入しましたが、どうもピンとこない。ブルー・ハーツ直撃世代のはずなのですが。 音楽に即効性を求めるのが間違いの元。
3枚組ベスト「ジ・アルティメイト・コレクション」にハマった勢いで購入したコロンビア系録音のコンプリート音源。購入したは良いものの、異動だ転居だ第二子だでモメンタムと集中力を失ったままボンヤリと半年ほど聴き流し続ける結果に。 村上春樹曰く「ま…
一通り聴いてふーんという感じで終わるのが目に見えていたので躊躇しましたが、やはりそれなりの思い入れもあって、それでもいいかと購入。 未発表曲山盛りの「フレッシュ」のデラックス・エディションとかの方が、個人的にも時代的にもニーズがあるような気…
「女たち」のデラックス・エディションはあまり世間の話題にもならなかったので手を出さずじまいでしたが、ことが「スティッキー・フィンガーズ」となるとなかなか素通りはできません。 聴いたようなライヴ・ヴァージョンばかりで、あまり新味がないなという…
読書習慣復活のためのトレーニング用の一冊。 半沢的な爽快感を求めている訳ではないのですが、後半のミステリー的な盛り上げの割にはラストの捻り方が微妙で、ん?という感じになります。 連作短編/群像劇としてもさほど立体的/重層的になっておらず中途…
4月17日放送のドキュメント72時間「コスプレ専門ビル−彼女たちの夢の城」のBGMでかかっていた曲。 放送で聴いた際にもグッときましたが、「be my angel, shine your light」という味わいある歌唱が1ヶ月以上も忘れ難く、検索していたらちゃんと辿り…
家人が寝静まった後、ふと思い立ってリー・ワイリー「ナイト・イン・マンハッタン」を聴いていたら思いの外しみじみとしてしまったところ。 同時期に、村上春樹の期間限定特設サイト「村上さんのところ」を見ていたら、「村上さんは、やるせない気持ちになっ…
「フリー・ソウル・ピース・アイランド」でシャロン・リドリー「チェンジン」が気に入ったので、タブーのコンピレーションを買おうかとも思ったのですが、ターナ・ガードナー「ハートビート」が聴きたかったのでウェスト・エンドの方にしてみました。 こうい…
レコード・コレクターズの記事を片手にYouTubeで収録曲をつらつらとチェックしていたところ、ニーナ・シモン「アフリカン・メイルマン」が格好良かったので思わず購入。 タワー・レコード限定盤のため久々に実店舗で購入。タワー・レコードの本社が平…
TKについては、7月に購入したコンピレーション「サウンド・オブ・TK・ディスコ:12インチ・チョイス・フォー・ブギー・ジェネレーション」が(山下達郎は激賞にも関わらず)あまりピンとこなかったところですが、ブームが来ているのか、こんなコンピ…
レコード・コレクターズ9月号の山本幸洋のレヴューで興味を持って購入。曰く「制約にとらわれずジャム・セッションの良さを刻んだ名品も確かにあって、ジャズならマイルズ・デイヴィスの51年『ディグ』、キューバンなら56年の本盤が当初の代表作」、「…
中村とうよう監修のオーディブック「ブラック・ゴスペル入門」という大昔のアイテムを聴き返していたところ、ザ・スピリット・オブ・メンフィス・カルテット「ジーザス・ジーザス」等が良い感じに響いたので、長らく燻っていた、カルテットもののゴスペルを…
どこで広告を見かけたのか記憶も朧気ですが、往年のレア・グルーヴの名盤がCDで再発されると購入してしまう病。2000年発行のグルーヴ誌などを引っ張り出してみると「エディ・パルミエリが手掛けるラテン・レア・グルーヴ最高峰。ラテン/ジャズ/ソウ…
小澤征爾・村上春樹「小澤征爾さんと、音楽について話をする」再読の熱気で、YouTube等で色々視聴したりしておりましたが、こんな格好のアイテムがあると知って即座に購入、したところまでは素早かったのですが、出来心でついポッドキャスト「町山智…
レコード・コレクターズ7月号の平野孝則のレヴューで興味を持って購入。曰く「玉石混交のT.K.のディスコ12インチから、77〜81年発表の今聴くと更に輝く24曲を選んで作られたアルバムである。南国風味の歓楽的乗りとソウル/ファンクの濃厚な感…
「スコラ:坂本龍一音楽の学校」‟20世紀の音楽”編で、バルトーク本人がフィールドで採集した音源とそれを題材にした作品として「ルーマニア民俗舞曲(Romanian Folk Dances)」が紹介されておりました。 その紹介シーンではさほどピンときていなかったので…
真冬の夜長にしっぽりと聴けるアイテムを求めて購入したもの。「ジャマル・アット・ザ・ペントハウス」(1959年)が洒落ていながら聴き飽きしない好盤だったので、アーマッド・ジャマルからチョイス。1970年。 自作の「ジ・アウェイクニング」と「パ…
レコード・コレクターズに鈴木啓志が書いた賞賛レヴュー(「カッコいい、いやすばらしいとしかいいようがない」「ひたすらボッピンする曲に絞られ、ハイになったまま1時間があっという間に過ぎるという具合」)に惹かれて購入。 ケイジャン、ザディコ、ニュ…
ダフト・パンクというとヒットしたセカンド「ディスカバリー」(2001年)こそはそれなりに聴いたものの、それ以外はとんとさっぱりという状態でしたが、「ゲット・ラッキー」のヒットにより、ダンス・クラシックス/ディスコ/ブギーといったエリアに注…
最近またジョー・バターン「ラ・ボテーラ」を愛聴していて、ふとギル・スコット・ヘロンのオリジナルがあったことに思いが及び購入。 スタジオ新作4曲+ライヴ6曲(半分が新曲)のアナログでは2枚組という、いかにも調子に乗っていた時期の作品。1976…
2011年発売の韓国盤サード「ザ・ボーイズ」から遠ざかっていましたが、「ギャラクシー・スーパーノヴァ」のMVがなかなか良かったので購入してみました。日本盤サード。 冒頭3曲が弱い気がしますが、それ以降の緩みのない流れは良いです。「ギャラクシ…
その昔ジャックスカードのCMで使われていた「蒼氓」を改めて聴きたくなり、収録アルバムについて下調べ。 オリジナル・アルバム「僕の中の少年」(1988年)かとも思いましたが、かねてから「おやすみロージー」にも関心があり、両曲とも収録しているの…
このところやけにアルバムが出るなという第一印象に反して、スタジオ・アルバムは「セヴン&バイディケイド」(2006年)以来7年振りという事実にまず驚く訳ですが。 振り返ってみると、ライブ盤「スウェッティン・ボールルーム/ジャンピン・アット・ザ…
「レコード・コレクターズ11月号」で見かけた6枚組「ディズニー・ジャズ・ジャイアンツ・コレクション」に興味を惹かれましたが、グッと絞り込んでルイ・アームストロングの本作を単品で購入。あの声で歌われる「チム・チム・チェリー」を想像すると、ど…
「レコード・コレクターズ10月号」の駒形四郎によるレヴューに惹かれて購入。曰く、 「サンパウロのDJパラウォン(中略)が主宰するパーティのひとつ『ジンガ』では、サンバホッキ、ブラジリアン・ソウル、アフロ・ブラジリアン、カリンボーなど、ブラジ…
レアグルーヴの名盤の紹介記事などを指をくわえて眺めるばかりだった学生時代の果たされざる想いのせいか、この手のCD化広告についフラフラと吸い寄せられてしまいます。 「あの『シャフト』がアフリカなんて相当格好良いに決まっているこれは、ジャケット…